明けましておめでとうございます。
少し遅れましたが、お正月と言うことで黒豆を煮たのでご紹介します。
季節のものが食べたい
せっかく四季の有る日本に生まれたのですから、季節を楽しみたいですよね。
その方法の一つに食べ物があると思います。
季節に合わせた食べ物をいただくことで日本を楽しもう、
と言う意気込みのもと、今回は正月なので黒豆を煮てみました。
忍耐の黒豆作り
今回の主役、丹波豆。
お正月ですから、少しいい豆。
まずは前日の下処理をします。
一度すすいで汚れを落とます。
雑に扱うと豆がヒビ割れるので丁寧に。
水を吸わせるため、一晩おきます。
(水は豆1カップに対して3カップほどを用意)
下処理終わり。
水を吸わせた豆を煮汁ごと鍋へ。
1度だけ沸騰させ、その後弱火で4〜5時間ほど煮ます。
ひたすらコトコト、、、コトコト、、、
その間、水分が蒸発して豆が水面から出てこないように、
適宜水を足していきます。
豆が空気に触れると出来上がりがシワシワになるようです。
十分時間が経ったら、自然放置する。
人肌に落ち着いた頃、また弱火で2〜3時間煮る。
終わったらまた自然放置にて冷ます。
これで1日目が終了です。
ここまでにだいたい8時間以上経過、、、
黒豆は忍耐。
続きは2日目。
前日の鍋をもう1度弱火にかけ、決してかき混ぜないように砂糖を30g振り入れます。
ここからまた20分ほど弱火で煮る。
この砂糖30g入れて20分煮る作業を計5回繰り返します。
ちなみに、最終的に砂糖は150g入れますが
そのうち30gはコクを出すために黒糖にしました。
砂糖を一気に入れてしまうと
砂糖が豆に染み込むより先に脱水作用が働いてしまい
豆にシワが寄ってしまうとか。
とにかく忍耐。じっくり時間をかけていきます。
いよいよ砂糖を入れ終わったら、
みりん大さじ1、醤油大さじ1/2を加え10分煮詰めて完成です。
長い時を経て、完成した黒豆さん。
途中、豆が水面から出ていることに気がつかなかったことがあったからか
若干シワっぽくなってしまいましたが、まあいいでしょう。
非常に美味でした。
最後に
お正月ということで、黒豆を煮てみました。
時間をかければかけるだけ愛着がわく、、、
みたいなことは無く、早く食べたいとしか思いませんでしたね。
季節のものを味わうだけでなんだか縁起がいい気がしてきます。
よければぜひ。
今回は以上です。ありがとうございました。